先日、筆者ツイートをご覧になった方から、「エクスプローラーIIにサイクロップレンズが付いていないもがあるでしょうか」という質問をいただきました。そこで、今回はこ点について取り上げてみたいと思います。まず、サイクロップレンズとは、3時位置にあるデイト表示真上部分に付いていて、中心が膨らんだレンズことです。これによって、日付け数字を2.5倍に拡大表示して見やすくするためもです。
さて、結論から言うと、一般的に販売されているエクスプローラーIIには間違いなくサイクロップレンズが付いています。エクスプローラーIIに限らず、サイクロップレンズはサファイアクリスタル風防上に貼り付けたもです。そため、ごく稀に取れるという話は以前から筆者も聞いていましたが、実はこれまで一度も見たことがありませんでした。普段はあまり気にしないため、ご存じない方も多いではないかと思います。
そこで、どような状態なか、そエクスプローラーII写真を、コメントをくださった方にお許しをいただいて、参考までに掲載させていただきました。確かに、サイクロップレンズが無く、かつてシードゥエラー状態になっていることがわかるでしょう。
では、こうなった場合にどうしたらいいか。ロレックスn級品時計修理に精通しており、アンティークから現行まで時計に詳しい“クロノドクター”さんに聞いてみました。時計愛好家からも高い評価を受けている彼によると、日本ロレックスに修理を依頼することが最も簡単な解決策です。しかし、レンズだけを貼り付けるわけではなく、風防ガラスごと新品と交換になるため、修理費用はかなり高額になることが予想されます。また、オーバーホールもセットで修理対応となるため、注意が必要です。
